さまざまなマリンレジャーを初心者の方も楽しめるメニューをご紹介します。

プレジャーボート

プレジャーボートは、モーターボートやクルーザーなどとも呼ばれますが、明確な定義はありません。当サイトでは、レジャーのための小型のエンジン付きボートを総称してプレジャーボートと呼んでいます。
プレジャーボートを使ったレジャーには、海のドライブであるクルージングや大物の魚も狙えるボートフィッシング、プレジャーボートを利用した水上スキーやウェイクボードなど様々な楽しみ方があります。沖に停泊して、1人の時間をゆっくり過ごすのも素敵ですね。
よっぽど大きなボートでない限り、小型船舶操縦士免許で運転が可能であるため、海を楽しむためには最適です。

ヨット

ヨットは、自然の力である風を大きな帆(セイル)で受け止めて、原動力としているとってもエコな乗り物です。風さえ吹けば、太平洋横断も世界一周も可能です。
ヨットの種類には、クルージングを楽しむために居住設備を備えたクルージング用ヨット、航行能力を追求した競技用ヨットに大別されます。
ヨットを自由に走らせるためには、風を帆(セイル)で受け止めるセイリングという技術が必要ですので、初心者のみで走らせることは難しいですが、風を受けて、大海を進む姿は誰もが憧れる海の醍醐味のひとつです。

水上オートバイ

水上オートバイと言った方がわかりやすいかもしれませんが、正式名称はPersonal Water Craft(PWC)といいます。PWCの種類には、1人乗り用立ち乗りタイプと2~3人乗りの座り乗りタイプがあります。
PWCは、陸上のオートバイと同じで居住設備や輸送能力はありませんが、小さな船体に圧倒的な加速力や機動性を備えており、爽快なライディングを楽しむことができます。

ミニボート

ミニボートは、長さ3m未満、エンジン馬力1.5kw未満の小型ボートの総称です。
これらのボートは、プレジャーボートと違って、免許や船舶検査の必要がありませんので、マリンレジャーを始めるためには、一番の入門編となります。
小さいことは、悪い面ばかりではありません、簡単に購入できますし、車に積んで気軽に移動したり、ランニングコストもグッと低く抑えられます。とりあえず、陸からは離れて海に出てみたいと言う人には、ちょうどよい大きさなのかもしれません。

ミニボートの利用者向け安全マニュアル「ミニボートに乗る前に知っておきたい安全知識と準備」を作成しましたので、ミニボートを利用する際には、本マニュアルを参考にして頂きたいと思います。

また、ミニボートの安全講習会等で使用して頂きたい安全啓発用DVDも作成しております。その動画をYou Tubeに掲載しておりますので、下記リンクよりご覧いただければと思います。ミニボート動画(外部サイトYou Tubeへ)

カヌー/カヤック

パドル(オール)で水を掻いて進む小型の船をカヌーやカヤックといいます。「カヌー」はオープンデッキのタイプを指すのに対して、「カヤック」はクローズドデッキのタイプを指すことが一般的です。
最近では、カヌーやカヤックに乗って、海や清流を巡るシーカヤックやリバーカヤックのエコロジーなツアーが人気を集めています。

ウインドサーフィン

ウインドサーフィン(ボードセイリング)は、サーフィンとヨットのハーフです。サーフボードに帆(セイル)を取り付け、風の力を利用して進みます。海だけでなく、大きな川や湖でも楽しまれています。
サーフィンと違い、波がなくても帆(セイル)を操作することで自在に操船することができ、また、ヨットより小さく、車に積んで移動することもできるため、比較的手軽に楽しむことができます。

アクセスディンギー

アクセスディンギーとは、誰にでも簡単かつ安全にセイリングを楽しむことができるようにと設計された小型ヨットです。
アクセスディンギーには以下のような画期的な特徴があるので、子供や初心者でも容易に乗りこなすことが可能です。

  1. 安定性がよく転覆しない
  2. 深いシートに座るので落水しない
  3. 2人が並んで前向きに座れる
  4. レバーとロープによる簡単な操船方法

フィッシング

ボートユーザーの遊び方では、釣りを主体としている人が約8割と言われており、釣りはボーティングの楽しみ方の代表となっています。平成21年レジャー白書によると、釣り人口は全国に1,050万人となっており、大変多くの国民が楽しんでいる娯楽となっています。(参考:ジョギング-2,810万人、野球-1,120万人、サッカー-660万人)
釣りにもいろいろな種類がありますが、大きく分けると「船釣り」と「岸壁釣り」に分けられます。最近ではルアーキャスティングによるシーバス釣りなども人気が高まっています。

オープンウォータースイミング

オープンウォータースイミングとは、海や河川、湖など自然環境をコースとして利用した競泳で、欧米を中心に人気を広げています。2008年の北京オリンピックから男女の正式種目となりました。ウェアは、水着とゴーグルおよびスイミングキャップを着用します。プールで行う競泳と違い、泳ぎながら水中の生き物や波などの自然を楽しめることがこの競技の醍醐味でもあります。日本においても湘南を始め、全国各地で競技会が開催されています。

ライフセービング

ライフセービングは一般的に水難事故の防止や一次救命処置活動を指しますが、マリンスポーツとしては、人命救助の技術向上、海のシーズン直前やオフシーズンのトレーニングを兼ねて、ライフセービング技術を競うスポーツとして楽しまれています。ビーチフラッグスは、その代表格なのでみなさんもテレビなどでご存じなのではないでしょうか。